海城高校かるた部、悲願の全国大会出場です！

6/19日曜、高校選手権、通称かるた甲子園の東京都最終予選が、晴海総合高校にて行われました。
海城かるた部は、昨年はこの最終予選までは駒を進めながらも、暁星高校、白鷗高校、駒場高校に敗れ、東京都四位と、結果は悔いの残るものでした。

しかし、今年、昨年と同じく暁星、白鷗、駒場の四校で争うこととなったこの最終予選ですが、まず第一試合では駒場高校との対戦となりました。
その結果は、高3妹尾、高2平山、板垣、鹿野の4本を取っての4-1で海城の勝利です。鹿野は駒場高校の主将を相手に一歩も退かない粘り強さを見せ、最後は運命戦（互いに持ち札が一枚ずつになる状態）にまでもつれ込んでの価値ある一勝を挙げました。
第一試合を制し、全国初出場への切符をかけた第二試合は、対白鷗高校戦です。海城はすでに一次予選で暁星高校と当たって負けていることから鑑みるに、この白鷗戦を落としたらもう後がありません。
とは言うものの、白鷗高校は昨年の東京都準優勝で代表校となった強豪、海城にとっては非常にチャレンジングな試合でした。
一進一退の戦局は板垣、鹿野が勝ち星を挙げての2-2となり、海城の命運を託された妹尾が最終盤、劣勢からの劇的な逆転勝利を収め、チームは喜びと興奮で沸きかえる中、海城の全国初出場が確定いたしました。
第三試合、二勝で並んだ、全国8連覇中の超強豪、暁星高校戦。やはり一段階上の暁星の強さを見せつけられ、残念ながら五敗を喫することとなりました。

最終的な順位は、優勝暁星高校、準優勝海城高校、三位白鷗高校、四位駒場高校となり、かるた甲子園出場は、暁星高校と、海城高校の二校に決定いたしました。
審判長からの講評でも、この四校の中では新参校である海城の進化、成長ぶりにお褒めの言葉を頂くことができ、大変嬉しく思いました。

まだまだ多くの課題はありますが、海城かるた部一同、7/23、24に近江神宮で行われる高校選手権に向けて、闘志を燃やしております。
ここまで暖かく支えてくださった皆様に御礼申し上げるとともに、海城かるた部の全国での活躍をお祈り頂ければ幸いです。